グローバルビジネス支援サービス – マカロニアンドマネジメント

1. 経理部門のグローバルPMI支援サービス

近年、本邦企業が海外製造販社を買収する垂直統合M&A、海外に点在する生産・販売拠点に横串を通すための水平統合M&Aが増えてきており、本邦企業は真のグローバル化に迫られています。
M&A機会が増加する一方、当初期待したシナジー効果を十分に発揮できず失敗に終わる事例も散見されます。
PMI(Post Merger Integration)とは、当初M＆A計画時に想定したシナジーを獲得するために、組織の統合を推進するプロセスを言います。M&Aを成功に導くには、このPMIがいかに効果的に機能していくかが鍵となります。PMI支援サービスは、M&Aによる企業統合を成功に導くべく、統合後の経営戦略の立案から統合の実行プラン策定、統合の実行までをサポートするものです。
マカロニアンドマネジメントでは、グローバルファーム出身の弊社専門家が、グローバルM&Aによる経営統合を行った本邦企業ファイナンス部門の制度決算対応（適時開示、有価証券報告書・四半期報告書開示）及び管理会計の有機的な統合に重点を置いたご支援を行います。

2. データアナリティクスを利用した公正価値算定サービス

マカロニアンドマネジメントでは、金融マーケットデータベース及び類似企業データベースを有しており、これらを活用して⾮上場有価証券やストックオプション、デリバティブの公正価値算定を⾏っています。
IFRS(国際財務報告基準)適⽤企業が増え、公正価値の入手が必要となる機会が増加する中、企業結合、⾦融商品、株式報酬といった会計論点の対応でリーズナブルかつスピーティに独立第三者により算定した公正価値の入手が可能になります。
またIFRS及び日本基準では、合併・買収を⾏なった場合、取得した被合併・買収会社の資産・負債の全てを公正価値にて評価し、⾃社の連結財務諸表に取り込むことが要求されています。このプロセスはPPA(Purchase Price Allocation)と呼ばれ、有形資産・無形資産を公正価値にて評価し、最後に残った部分を「のれん」に計上します。弊社は、PPAが必要な局面において、関連する無形資産の公正価値、⼟地・建物等の不動産及び機械設備等の動産の公正価値に関する価値算定も行います。

3. AI翻訳エンジンを利用した英文アニュアルレポート作成支援サービス

マカロニアンドマネジメントでは、経験豊富な経理のプロフェッショナルとAI翻訳エンジンによる英文アニュアルレポートの財務セクション（英文財務諸表及び注記）の作成支援を行います。ディープラーニングの台頭により、AIによる翻訳精度が飛躍的に向上する中、弊社では英文アニュアルレポート作成に係る知見をコーパスとして体系化することで、翻訳時間短縮による作業納期の短縮を可能にしています。また、英文アニュアルレポートの作成に精通した公認会計士がその構成、翻訳内容を適宜レビューすることで全体品質の維持に努めます。
英文財務諸表は、日本基準で作成された日本語の財務諸表（有価証券報告書等）を元に作成します。

4. パフォーマンスマネジメント(管理会計)・コンサルティング

成長の踊り場にて立ち止まっている企業様の内部管理体制を見つめ直し、次ステージに向かうためのお手伝いをします。
弊社のサービスの特長は以下のとおりです。

•お客様の現状と将来目標を踏まえてプロジェクトを推進
•経営者、管理部門の皆様と共に、現状と将来目標を踏まえたプロジェクトの策定、推進を行います。
•企業の内部管理実務に精通する会計士/コンサルタントが、望ましい運用体制の構築をご支援します。
•私どもはデータの利活用を通じた業務効率の改善を意識します。

パフォーマンスマネジメントとは
「パフォーマンスマネジメント」は一般的に、社会や個人や組織の問題を行動科学の研究によって実証された手続を使って解決する際に使用されます。欧米のビジネススクールでは、企業経営向けに管理会計と組み合わせた「エンタープライズ・パフォーマンス・マネジメント」理論が長い歳月をかけて発展してきました。
弊社では、経営の焦点(フォーカス)を明確にするため、貴社のミッション、経営目標、経営管理指標(KPI)、価値要因(バリュードライバ)、リスクアペタイト(リスク選好)の関係性の整理・改善をお手伝いします。
上記フォーカスを実現する体制 (管理会計、業務プロセス、内部統制、データマネジメント、業績報酬制度等) の改善・強化をお手伝いします。